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気象衛星 - 過去の天気 2015年04月

天気概況 - 過去天気 2015年04月

上旬は、北日本から西日本にかけて、前線の影響で天気の崩れる日が多かった。このため、旬間日照時間は東・西日本太平洋側で1961年の統計開始以来4月上旬としては最も少なかった。期間の後半は、北日本を冷涼な高気圧が通過したため、北日本から東日本を中心に低温となり、8日は北東からの冷湿な気流の影響で関東甲信地方で、雪の降った所があった。中旬は、日本付近を低気圧や前線が短い周期で通過し全国的に曇りや雨の日が多かった。期間の前半は、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、13日は高知県清水で1時間に114.0ミリの猛烈な雨が降るなど、局地的に大雨や突風による被害が発生した。また、19日から20日にかけて南から暖湿な空気が流れ込んだため、沖縄県所野で1時間に130.5ミリの猛烈な雨が降り、沖縄・奄美で大雨となった。下旬は、北日本から西日本にかけて移動性高気圧に覆われ、大陸から暖かい空気が流れ込んで晴れて気温が上がり、北・東日本では気温はかなり高くなった。北日本では1961年の統計開始以来4月下旬としては1位の高温となった。30日は九州南部で大気の状態が非常に不安定となり局地的に猛烈な雨が降った。

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