西日本や沖縄・奄美など西の地域ほど、低気圧や前線の影響を受けやすい時期があるでしょう。また、北日本も湿った空気の影響を受ける見込みです。このため、全国的に日照時間は平年並みか少ない見込みで、晴れる日が少ない傾向となるでしょう。
向こう1か月の降水量は、西日本の太平洋側と沖縄・奄美で平年に比べて多くなるでしょう。雨が予想される日には、どれくらいの量の雨が降るかやどういう降り方になるのか、雨の降り方には注意が必要です。
また、一昨日16日(火)~昨日17日(水)は、暖かい空気の中、上空に強い寒気が南下して、西日本から東日本を中心に大気の状態が不安定となり、局地的に積乱雲が発達しました。上空で寒気と暖気がせめぎ合う今の時期、気象条件によっては局地的に激しい雨や雷、ひょうが降ることもあります。「大気の状態が不安定」というキーワードが出たら、
雨雲レーダーをこまめにご確認の上、安全な行動をとってください。