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    空が濃い青色に包まれる“ブルーモーメント” 見られる気象条件は「快晴がベスト」 気象予報士が解説

    2024年05月02日15:54

    空が日中よりも深い青い光に包まれる現象・ブルーモーメント。ドラマのタイトルにもなり、話題となっているが、この神秘的なブルーモーメントが見られる気象条件や、なぜこのような現象が現れるのか、石黒菖気象予報士に聞いた。

    深い青色に包まれる“ブルーモーメント”

    4月10日に新潟市中央区で撮影された写真。空が日中よりも深い青色に包まれている。これはブルーモーメントと呼ばれる気象現象だ。

    撮影したのは日の入り直後だが、日の出直前にも見ることができる。一体なぜこうした現象が見られるのか。

    ブルーモーメントの仕組み

    石黒菖気象予報士は「そもそも私たちが普段見ている太陽の光は7色でできている。この色が全部見える時が虹。この太陽の光が私たちに届く前に、空気中にある小さな分子にぶつかることで光が周りに広がって散乱する。その散乱した光を私たちが見ているんですが、この7色の中でも特に青色がたくさん散乱されやすいため、晴れた日は空が青く見える。この青色の光が1番散乱しやすいとだけ覚えておいてほしい」と解説。

    ブルーモーメントは日の出の30分前、日の入りの30分後に見えるもので、この時間帯は青色のみ光が届くので、日中よりも青色が濃く見えるのだという。気になるのは見られる条件だが、晴れて快晴がベスト。

    石黒予報士は「どの季節でも見られるが、空気がすんだ秋から冬の方が綺麗に見えやすい」と話す。

    ちなみに新潟県など日本海側では2日に見られる可能性が高いという。

    (NST新潟総合テレビ)

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